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児島和男(ISS講師)編集の特許翻訳学習用データベース■フロンティア関連


特許明細書では、発明の分野を限定することから始まり、その分野での主要な技術動向を概説し、それらの技術動向が紹介されている文献を紹介し、従来の技術の問題点を指摘し、指摘された問題を解決するために出願された発明の目的を明確に述べ、さらにその目的を達成するための方法を具体的に説明します。

これらの記述の後に、発明の概要を説明するための図面の解説、さらに図面を参照して具体例を説明する箇所が続き、最後に特許請求の範囲が述べられます。これらの箇所にそれぞれ特徴的、あるいは慣用的な表現があり、これらを習得すれば明細書の翻訳は適切に行えるようになります。さらにそれぞれの技術分野に特徴的な表現もあり、経験を通じて習得するほかないと思います。

本パターン・プラクティス用テキストはこれらの学習課題を達成するために編集されています。編集者の経験によれば、テクニカルな領域での翻訳業務は、和訳も英訳も基本的には同じ作業です。言語で表現されている科学技術的論理を英語で表現するか日本語で表現するかの違いであって、一番重要なのは明確で分かり易い論理表現を行うための能力を身につけることです。

この点は、技術の専門家や法律実務担当者である弁理士の作業課題ともやや異なった翻訳家独自の感性と能力が要求される部分です。もちろん、個々の領域の研究者や特許実務関係者にこうした経験と能力を身につけていただくのがいちばん望ましいわけですが、科学技術の専門家でなくても特許明細書の翻訳は十分に可能です。

このデータベースは、上に述べた特許明細書における論理の展開に沿って、基本的な項目別に、定型的、あるいは慣用的表現を含んだ引例を紹介しています。学習者はこれらの引例の翻訳と取り組み、さらに訳例を参照することで学習を進めることができます。

なお、サンプルは訳例集のものです。
です。見るのはタダ。見なきゃ損です。
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